特定非営利活動法人権利擁護たかつき 
設立代表者 板垣 善雄/高岡 克行

1:設立趣旨
現在のわが国においては、介護保険法、障害者自立支援法等にみられる行政の施策をはじめ、社会福祉法人その他の活動を通じて広くノーマライゼーション
理念が普及してきました。これにより、さまざまな障害をお持ちの方のみならず、高齢者の方々においても、“脱施設”の流れの中、地域における生活が“
普通の暮らし”として定着しつつあります。
また、施設、在宅を問わず、その人なりの社会生活を支えるサービスの充実も進んできました。
一方で、複雑かつ高度化する社会情勢のなか、希薄化する近隣との交流、氾濫する情報、悪質な犯罪の増加、顔や数字が見えない容易な契約システム、
虐待、搾取等、当事者の意思に沿わない、思いもよらない環境に陥る要因も共に増加している傾向があります。
このため予期せず、犯罪に巻き込まれたり、加害者となってしまう状況を生んでいるのが実情です。
特に、認知症を患っておられる高齢者、高い水準での理解が困難である知的障がいをお持ちの方、精神的な面で安定を欠く精神障がいをお持ちの方などは、
そのハンディキャップゆえに上記のような状況に陥りやすく、問題の表面化が遅れる傾向にあり、事態が深刻化している実例が多く見られます。
こういった状況を鑑み、現在の権利擁護の枠組みである成年後見制度を活用することにより、権利擁護の観点から、複数の専門家によるアプローチを通じた
包括的支援を実施する機関が必要であるとの認識にいたりました。

2:活動方針
様々な社会的問題、個人の抱える課題、問題に対して、法人として各分野における専門家の参画を求め、広く意見を求めながら、包括的に支援と援助を
行っていく仕組みを提供することにより、安心で且つ安定した地域での暮らしと社会参加の機会の提供を行ってまいります。

主な支援活動としては
① 成年後見制度について、利用者の置かれている環境等を鑑み、法人として適切に受任します。
また、手続き等につきましても代行もしくは代理いたします。
② 法人から独立した専門化による委員会を組織、権利擁護および諸問題について、スーパーバイザーとしての立場から活動を行います。
③ 法人として支援員を配置、委員会の意見、指示に従って、自宅訪問などを通じて本人に寄り添いながら細やかに援助や支援を行います。
④ 法律、消費生活、福祉サービス、権利擁護等、日常生活を送る上で起こる様々な問題に対し、相談をお受けし、必要と考えられる支援について、
委員会と共に検討を行います。
⑤支援を行う中で、必要に応じて各専門機関、行政機関等との連絡調整、連携も図りネットワークによる支援、会議への参加も行ってまいります。